縁故採用とは、民間企業の就職試験で良くあるあれですね。
簡単に言えば「コネ入社」というものです。知り合いを採用するという方法。昔はコネ入社が当たり前で、今でも民間企業では普通に行なわれていると言って良いでしょう。ただし、コネが全く否定されるかといえばそうではなく、大手の企業はまだしも、中小企業だと人材の確保が大きな問題となることがあるのです。
有名ではない企業に入社を希望する学生は少ないですから。その意味で、コネ入社というのはある種の人材獲得の「知恵」であるということができます。だから、全く否定するのこともできないというわけです。
こういったコネ入社は実際に公務員の世界でも行なわれていた、これは誰もが知っていることです。なぜならば、最近でも「教員採用試験でのコネ入社問題」が発覚して大騒ぎになりました。
では、今はどうなっているか?
結論的には「ほとんどなくなった」と考えて良いでしょう。全くなくなったと断言することは難しいのですが、言い方を変えると「しずらくなった」といえます。
情報公開・情報開示の流れの中で、公務員受験生にも得点開示が行なわれるようになりました。そうなると、採用側も客観的な採用が求められ、不正(いわゆるコネ採用は現在は不正とされている)もしにくい。
また、昔の考え方では、縁故を辿ることで安全な人材(知り合いの紹介や血縁であれば安全)を確保したり、何らかの圧力が働いていた部分があります。特に地方公務員ではその傾向が強かったといえます。しかし、最近ではそういった側面よりも、幅広く優秀な人材を獲得したいというように考え方が変わってきています。
結果的に、コネ採用は減少の一途を辿り、今ではほとんどなくなったと考えて良いといえます。
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